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KYOTOGRAPHIE 2015 -PASS THE BATON KYOTO GION-
フォスコ・マライーニ 海女の島: ルガノ文化博物館コレクション展示のお知らせ

フォスコマライーニ

「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」は、世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される日本でも数少ない国際的な写真祭です。日本および海外の重要作家や貴重な写真コレクションを、趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展開し、伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションを実現するなど、京都ならではの魅力に溢れており、京都が1年でもっとも美しくなると言われる春の季節に、約3週間にわたって開催されることも大きな特色の一つと言えるでしょう。
第3回となる今回は「TRIBE – あなたはどこにいるのか?」をテーマに、会場を15箇所に設置、計9カ国14組の作家が参加します。

2015年夏『パスザバトン京都祇園店』として新たに生まれ変わる『祇園新橋伝統的建造物』では、【フォスコ・マライーニ 海女の島: ルガノ文化博物館コレクション】を展示いたします。イタリアの文化人類学者マライーニは、1939年に初来日、1942年~1943年に京都に暮らし、戦後イタリアへ帰国した後も度々日本を訪れ、多くの日本に関する文章や写真を発表しました。戦前の日本を知る彼は、伝統的なその生活や価値観が失われていくことに危機感を感じ、自らの表現活動を通して「伝える」ことで文化を守ろうとしていたと考えられます。マライーニの写真を通して世界の目に触れた、’50年代の日本の海女の姿、そして日本文化がいまふたたび日本に戻り、当時海外で人々を魅了したように現代の私たちを魅了する事でしょう。若き日に家族と暮らした京都は、マライーニにとっても特別な場所であり、今年、京都市とフィレンツェ市の姉妹都市提携50周年を記念して、本展の開催が実現しました。

作品はもちろんの事、100年以上の時を経てきた京町家がどのように生まれ変わるのか、『パスザバトン京都祇園店』としてOPENする前の現在の様子をご覧いただける貴重な機会でもありますので、お見逃しなく。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

<展覧会タイトル>
KYOTOGRAPHIE 2015 
フォスコ・マライーニ 
海女の島:ルガノ文化博物館コレクション

<会期> 
2015年4月18日(土)~5月10日(日)

<開場時間>
10:00-21:00 (※入場は20:30まで) 上記会期中無休

<会場>
祇園新橋伝統的建造物(パスザバトン京都祇園店/2015夏OPEN予定地)
住所:〒605-0085京都市東山区末吉町77-6、103-2
京阪「祇園四条駅」7番出口より徒歩5分

<チケット情報>
単館入場料  500円
パスポート 各有料会場にて販売、会期中全会場を各一回のみ入場可能
一般 2,500円
学生(大学・高校・専門生) 1,500円
前売パスポート ぴあ・イープラスにて順次販売、会期中全会場を各一回のみ入場可能
一般 2,000円
*前売価格の設定は一般のみ。特典:有料会場にてポストカード1枚進呈。
◎ぴあ http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1506225
(前売価格は4月17日まで、4月18日以降は通常価格)

◎イープラス
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002150517P0030001

フォスコマライーニ ポートレート
photo of Fosco Maraini:
from the cover of “Sapporo: i giorni all’Undicesimo Viale”

Fosco Maraini/フォスコ・マライーニ(1912-2004)
フォスコ・マライーニは、人類学者、東洋学者、登山家、写真家として活躍したフィレンツェ生まれのイタリア人。1939年に初来日し、北海道大学でアイヌ研究に努め、1942年からは京都大学で教壇にも立った。戦後イタリアへ帰国した後も度々日本を訪れ、多くの日本に関する文章や写真を発表、世界へ日本文化を広めることに大きく貢献した。「海女の島」は、彼が1954年に能登半島の北方に位置する舳倉島と御厨島で撮影したものである。手作りの水中カメラによって撮られた素潜り漁を行う海女たちの姿は、無垢で大らかな美しさに満ち、海に囲まれた日本独特の自然主義を象徴しているかのようだ。若き日に家族と暮らした京都は、マライーニにとっても特別な場所であり、今年、京都市とフィレンツェ市の姉妹都市提携50周年を記念して、本展の開催が実現した。

KYOTOGRAPHIE logo

KYOTOGRAPHIE/キョートグラフィー
「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」は、2013年からスタートした世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される日本でも数少ない国際的な写真祭です。日本および海外の重要作家や貴重な写真コレクションを、趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展開し、伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションを実現するなど、京都ならではの特徴ある写真祭を目指しています。私たちの社会や日常に不可欠なメディアとなっている写真ですが、芸術表現としてまだまだ大きな可能性を秘めています。この写真祭では、芸術写真における「見る者/見られる者」「写す者/写される者」といった関係のあり方を、様々な形で提案していきます。
http://www.kyotographie.jp