PASS THE BATON GALLERY

『NO PROBLEM store』
by NO PROBLEM COMMITTEE
開催のお知らせ

10月22日(木)~11月15日(日)



PASS THE BATON GALLERY では10月22日(木)からNO PROBLEM COMMITTEE(ノープロブレムコミッティ―)による『NO PROBLEM store』を開催いたします。
日常での使用には問題がないが、流通させることをためらう「規格外品」をたくさん出してしまったことをきっかけにスタートした「NO PROBLEM」プロジェクト。これまでに作り手、送り手、買い手が一緒になって正規品と規格外品の基準のあり方を考え直す機会を生みだしてきました。今回はそんな、何らかの理由で行き場を失いねむっていた「NO PROBLEM(問題なし)」なプロダクトを、プロジェクトに賛同したブランド12社より集めて行う展示販売会です。例えば製品にある一つの「傷」がなぜ起こるのか? を探ってゆくと、その産地、素材、製造工程、作っている環境、人など、多くの要因があることが分かり、「傷」はその商品をよく知る一つの入り口となります。ぜひ、細かく検品する気分で、商品をご覧になりお気に入りの1点を見つけてください。


<出展者一覧>

 

VISION GLASS JP – 國府田商店株式会社

國府田商店株式会社/VISION GLASS JP は、インドの理化学用ガラスメーカー BOROSIL社が製造する耐熱グラス「VISION GLASS」を始め、同社製品を日本へ輸入、卸販売をしています。インドで30年以上愛され続けているロングセラー商品を日本向けにリブランディングし、耐熱性を生かしたレシピ開発や、使い方の提案をしています。飾らないフォルムとミニマルな形状は日本の食卓にも馴染み、どんなシーンでも活躍してくれます。
https://kodashoten.co.jp/visionglass/

 
 

SIWA ¦ 紙和 – 株式会社大直

2008年に誕生した「SIWA」は、丈夫で破れにくい障子紙を目指して開発した和紙「ナオロン」とデザイナーの深澤直人さんとの出会いからスタートしたブランドです。SIWAのプロダクトは全て自社開発のナオロンを使用し、和紙ならではの風合いを活かしながらも強度があり、使い続けることで経年変化も楽しめます。生産を手がけるのは、ナオロンの開発メーカーでもある「大直」。千年の歴史を持つ山梨の和紙産地、市川大門で、一つひとつを丁寧に作り続けています。
https://siwa.jp/

 
 

MONPE – 株式会社うなぎの寝床

九州ちくごのものづくりを伝えるアンテナショップであるうなぎの寝床がオリジナル商品として製造販売しているMONPEは、福岡県南部の筑後地方で昔ながらに織られている久留米絣を用いたもんぺです。 久留米絣は、織る前の糸を縛って染めて柄を表現する技法と70年以上前の小幅のシャトル織機でゆっくりと織られることによる柔らかな風合いが特徴で、プリントでは表現できない微妙なかすれたような模様と着心地の良さのどちらも楽しんでもらいたいです。
http://unagino-nedoko.net/

 
 

tamaki niime – 有限会社玉木新雌

日本のへそ、兵庫県西脇市で tamaki niime が自由に織りなす播州織。コットンの無農薬栽培をはじめ、デザイン、糸染め、織り、編み、縫製、販売に至るまで、思い描くままにものづくりをしています。自由な感覚で創り上げられる個性豊かなショールやウエアは、ふわりとやわらかで心地よく、身につける人誰をも愉しませます。
https://www.niime.jp/

 
 

MARUGO – 株式会社丸五

株式会社丸五は大正8年(1919年)創立以来、地下足袋から始まり様々な作業領域の足元を支えて参りました。履きやすく足の健康にも良い日本の地下足袋。現在丸五ではその健康面とファッション性にクローズアップし、より日常でも履けるアイテムとして、“hitoe” “たびりら”などの新しい足袋型シューズを次々と商品展開しています。
https://www.marugo.ne.jp/​

 
 

Awabiware – 株式会社あわびウェア

あわびウェアとは
受け継ぐ器をコンセプトに、日用食器を制作しています。淡路島の美しさと書いて「あわび」、あわびウェアの「ウェア」には製品という意味があります。江戸後期から明治期に栄えた珉平焼(淡路焼)の制作スタイルに学びながら、生活道具としての器をつくっています。
http://awabiware.net/

 
 

woodpecker

神仏具製造所の3代目として従事した後2007年に独立。 天然木を用いて暮らしの道具を製作するwoodpeckerを立ち上げる。 木製品の用途に合わせてベストな材木を選定することにこだわり、軽い木、重い木、やわらかい木、かたい木など、それぞれの木の特性を見極めながら、末長く愛用していただける暮らしの道具をつくり続けている。
https://www.hello-woodpecker.com/

 
 

hickory03travelers – 合同会社アレコレ

Tシャツなどの衣類と雑貨、新潟の伝統産業品にデザインを加えたアイテム、地域らしいブランディングをした商品、障害者福祉施設との共同企画商品など、制作に関わったアイテムを中心に販売。オリジナルアイテムの他には、新潟的なお土産や日常が楽しくなるような商品をセレクトしご提案も。個性的な企画やセッション、展覧会等、幅広く「らしく」展開中。「日常を楽しもう」をコンセプトにモノやコトをクリエイトする集団です。
http://www.h03tr.com/

 
 

SEKISAKA – 株式会社セキサカ

福井県鯖江市で約300年もの間、漆器業を営んできた株式会社セキサカと国内外のデザイナーとの協働で、 商品開発を行うプロダクトブランド「SEKISAKA」。鯖江市は、漆器産業から派生した様々な製造技術が存在する、多様性のある産地となりました。広義の意味での漆器にまつわる様々な製造技術を新たな視点で再解釈して 活用することで、現代のライフスタイルに合わせた新しいプロダクトを作っていきます。
https://sekisaka.co.jp/

 
 

Ha’ , NUPPU – 東京西海株式会社

東京西海株式会社は、波佐見焼を中心にテーブルウェアの持続可能な企画開発・販売を行っています。
「NUPPU」は、たった一度しかない子ども時代に寄り添う、サステイナブルなテーブルウェアです。子どもが人生でいちばん最初に触れる器こそ、長く、ずっと使えるものを。そんなつくり手の想いをつめこみ焼き上げました。
また、「Haʼ」のユーモア溢れる形状は、いろいろな種類の植物を組み合わせて活けたり、目的によって様々なアイテムとコーディネイトしてシーンに取り入れることができます。
http://www.nupputableware.com/
http://haporcelain.com/

 
 

株式会社漆琳堂

1793年(寛政5年)創業8代にわたる越前漆器の塗師工房。 現代のライフスタイルに沿う漆器を提案する自社ブランド、「aisomo cosomo」(2009年~)、「お椀や うちだ」(2012年~)、「RIN&CO.」(2020年~)を発表。この地で育まれ、受け継がれてきた漆のモノづくりと、先人より引き継いできたものを次の世代へ と引き継ぎながら、漆とお椀の文化を発信してまいります。
https://shitsurindo.com/

 
 

山の形

山形のデザイナー2人により、2014年春に始動したプロジェクト。ものづくりから「東北」「山形」を掘り下げながら、各地でストアやワークショップ、イベントなどの形で山形の「暮らしの風景」や、これからの未来に継ぎ残したい暮らしの智慧を伝えている。
www.yamanokatachi.jp

 





NO PROBLEM COMMITTEE ─ ノープロブレムコミッティ― ─
2015 年からVISON GLASS JP/國府田商店が中心となり展開しているプロジェクト。世の中で一般的に言われるB 品のうち、機能的には問題のないものを「NO PROBLEM」と捉え、定価で販売しています。2017年 6月「NO PROBLEM 展(GOOD DESIGN MARUNOUCHI)」、2020 年 3~6月「NO PROBLEM store@21_21(21_21 DESIGN SIGHT)」など。

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