PASS THE BATONは、古米の消費を促す新たな取り組みとして、2022年11月12日(土)～13日(日)の2日間、学芸大学の高架下にて「米惣動 vol.0」を実験的に開催します。 このイベントは、倉庫や文化に光を当てる蚤の市「PASS THE BATON MARKET」のスピンオフ企画です。

今回、PASS THE BATONが着目したのは「古米」です。規格外食品などに光を当てる「パスザバトンの食料品店」のプロジェクトを通じ、各地の生産者や食品メーカーと出会う中で、収穫から１年が過ぎた「古米」に注目しました。秋の訪れと共に注目される新米のかげに、１年前に収穫された古米の存在があります。新米とは同価格で売ることが難しく、豊作がゆえに市場の需要を超えて流通し、余ってしまうこともしばしば。古米は適度に水分が抜けることで、日頃使いやすい一面も持ちます。 単に「もったいないから古米を食べよう」という取り組みでなく、「古米ってどうやったらおいしく食べられる？」をさまざまなごはんのお供と共に皆さんと追究するイベントです。

実験的開催となる今回は、合計764万粒のお米を平らげることを目指します。入場料1500円で富山県産のごはんと15種類のオトモを受け取ることができ、気に入った「ごはんのお供（とも）」やお米のほか、PASS THE BATONがセレクトした日本酒などを場内で購入できます。思わず箸が進む、ぶりの照り焼きなどのフードトラックとあわせてお楽しみください。


今から約100年前、米の買い占めや売り惜しみによる米価高騰が原因で、富山県の漁村の民衆たちはたまりかねて米屋におしかけ安売りを要求しました。この騒動に端を発し、全国的に広がったのが米騒動です。

”米があるのに、それを求める人々に届かなかった過去”と、”米はあるけど、届ける先が減っている現状”はお米を取り巻く環境としてはとても対照的です。当時は激しいぶつかり合いでしか解決できなかったかもしれませんが、今ならもっとしなやかに手を取り合って向き合えるはず。そう、お供（惣菜）の力も借りて解決できるはずだと思っています。

「米」を「惣」菜で「動」かすムーブメントを拡げたいなんて本気で思っています。


【米】 土遊野
【惣菜】 つりや/松本魚問屋/天たつ/鈴香食品/京吉/糸庄/土遊野 ほか
【酒】 桝田酒造店（日本酒）／hammam（クラフトビール）

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お米を動かす、珠玉のお惣菜が結集します。

古米を堪能するためのベストパートナーを探して。
PASS THE BATONが出会った厳選の「ご飯のお供」が結集します。まずは入場時に「ご飯のお供」からセレクトした15品（★）を一口ずつお試し。気に入ったものはその場で購入も可能です。



【土遊野】：有機栽培米/平飼い卵
【つりや】：★さば燻製/★ほたるいか沖漬け/★天然ぶり味噌/あおりいか一夜干し/手開きいわし/かきのオイル漬け
【松本魚問屋】：★ひみ寒ぶりの漬け/氷見産本まぐろの漬け
【天たつ】：★越前仕立て汐うに
【鈴香食品】：★のりのに/★ぶりのほぐし身
【京吉】：★新湊漁港産するめいか黒作り
【糸庄】：もつだけ
【とやま鮨】：★昆布ガリ
【桝田酒造店】：満寿泉 純米大吟醸 土遊野（火入）/満寿泉 純米 SAYSFARMオーク樽熟成 TYPE-Ｗ/満寿泉 富山産山田錦100%使用 純米吟醸など
【hammam】：ヨロッコビール / Cultivator奈良醸造 / WORKIN’Other Half / Green Dotsなど

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お作法とご案内

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