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『シアター・イメージフォーラム“Art and Cinemaシリーズ”』
スペシャル企画開催のお知らせ




シアター・イメージフォーラムが開館して今年の9月でまる15年、その間多くのアート・ドキュメンタリーが上映されて来ました。そのなかでも最大のヒットとなったのはニューヨークの夫婦アート・コレクターを描いた2010年の『ハーブ&ドロシー』でした。それ以外にも、2001年の『≒森山大道』、2004年の『土方巽 夏の嵐』、2010年に『死なない子供、荒川修作』など、多くの優れた作品が公開されました。
そしてなんと2015年5月以降には、非常に興味深いアート・ドキュメンタリー7作品が連続で公開されます。シアター・イメージフォーラムでは、映画とアートの美しい関係性にフィーチャーし、これらの作品を“Art and Cinemaシリーズ”と題してキャンペーンを行います。
優れたアート・ドキュメンタリーは、作品や作家をよく知るためにあるだけではなく、そこで扱われるアートやアーティストを通して、観る人それぞれにとっての新しい世界や物語を見いだすことができます。この機会に様々な作品に触れてみてはいかがでしょうか?

PASS THE BATONは、映画とアートの美しい関係性に共感し“Art and Cinemaシリーズ”では、 各作品を紹介させていただきながら、その作品にまつわる出品物を販売します。

また、キャンペーン期間中のスタンプラリーで、5つ以上スタンプを集めたお客さまに先着で(数量限定)PASS THE BATONとコラボレーションしたキャンペーンオリジナルアイテムをプレゼントします。商品の詳細、応募方法などは、後日シアター・イメージフォーラムのホームページなどでお知らせいたします。
http://www.imageforum.co.jp/theatre/


-上映作品ラインナップ-

5月23日(土)~
『だれも知らない建築のはなし』監督:石山友美
磯崎新、伊東豊雄、安藤忠雄、レム・コールハースらが日本の現代建築の可能性とその限界について熱くトークバトルを交す。『少女と夏の終り』の石山友美が挑むスリリングなドキュメンタリー。2014年 ヴェネチア建築ビエンナーレ出品作品『Inside Architecture』 に追加撮影・再編集を加えた劇場版。
http://ia-document.com/



8月~
『フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように』 監督:小谷忠典
近代メキシコを代表する愛と情熱の女性画家、フリーダ・カーロ。死後50年間封印されていたフリーダの遺品を写真家・石内都が撮影し、現代に蘇らせる創作過程を追ったドキュメンタリー。身につけていたフリーダの衣装、そして原色のメキシコの風景が色鮮やかにスクリーンに映し出される。
http://legacy-frida.info/



8月15日(土)~
『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』 監督:畠山容平
写真表現の最前線で活躍する写真家・畠山直哉。「都市と自然」をテーマに、様々なコンセプトの作品を発表し、世界で最も注目されている日本人写真家だ。ところが2011年、畠山の故郷・陸前高田を東日本大震災が襲い、実家は流され母を失ってしまう。写真家はこの体験をどう受け止めたのか? 1人の人間として、またアーティストとしての写真家の創造の現場に迫るドキュメンタリー。
http://www.mirai-nazoru.com/



9月~
『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』 監督:中村佑子
現代美術家・内藤礼を追ったドキュメンタリー。瀬戸内海の豊島にある代表作『母型』を巡り、現代に生きる女性たちの生き様も重ねあわせる。デビュー作『はじまりの記憶 杉本博司』がシアタ?・イメージフォーラムで公開され話題を呼んだ中村佑子の監督第2 作目。
http://aekanaru-movie.com/




10月~
『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』 監督:ジョン・マルーフ
孤独のうちに生涯を閉じた女性の遺品から10万点以上のネガフィルムが見つかった。現像してみると、そこには一級のストリート・フォトが写っていた・・・。謎の写真家・ヴィヴィアン・マイヤーを追ったドキュメンタリー。2015年アカデミー賞ドキュメ ンタリー部門ノミネート作品。
http://vivianmaier-movie.com/




10月~
『氷の花火 山口小夜子』 監督:松本貴子
日本初の国際的トップモデル・山口小夜子。多くのアーティストを魅了した謎めいた風貌とオーラの陰には一体何があったのか。そして彼女が今に残した影響とは。監督は『≒草 間彌生 わたし大好き』の松本貴子。
http://yamaguchisayoko.com/




11月~
『ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』 監督:トーマス・リーチ
カラー写真の草分け的存在だったにも関わらず、名声に無頓着な性格ゆえ、殆どその存在が知られていなかったソール・ライター。NYで猫と暮らす老写真家が、自分自身のやり方で淡々と写真を撮り続けた人生を静かに語る…。そんなソール・ライターの人柄に触れるドキュメンタリー。翻訳家の柴田元幸氏による日本語字幕。
http://saulleiter-movie.com/




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