INTERVIEW

一人ひとりの、マーケットで働く理由
パートナーインタビュー

春夏秋冬、季節の訪れと共に品川で開かれるPASS THE BATON MARKET。2日間の会期で5000人を超えるご来場のお客さまを出迎えるのは、出展者だけでなく、パートナーと呼ばれるスタッフたちです。普段は大学生、フリーターや会社員などをしている一人ひとりがそれぞれの理由で参加しています。ブランドを知ったきっかけや、働いてみて感じること、仕事のやりがいをあらためて聞いてみました。


  PASS THE BATON MARKETには、「あらゆるきっかけ」が詰まっている –学生アルバイト・三好さんの場合–

いつか働いてみたかった場所で
もともとPASS THE BATONの丸の内や表参道の店舗がすごく好きでした。360度、素敵なものにあふれていて、世界観がぎゅっと凝縮されていて。使い手のストーリーがタグに書いてあるのも好きで、いつか働いてみたいなって思っていたんです。SNSを通じてスタッフ募集をみて応募して、そこから1年半くらい、Vol.5~10まで連続で働いています。

ものとひとと出会うきっかけ、働くきっかけ
PASS THE BATON MARKETは、出店者さんがその場にいらっしゃるので、じかにものづくりの話が聴けて楽しいです。ラグなどを取り扱っているLayoutの前田さんとか、京都で絞りのプロダクトを作っているBUNZABUROの片山さんとか、スタッフも接客時間や休憩時間で作り手さんともお話しできる。「ものとひと」が出会うで場あり、「ひととひと」が出会う場なんです。そのきっかけで、LayoutやBUNZABUROのポップアップ出店の時は、臨時でショップスタッフをするようにまでなりました。

「好き」が人生を楽しく加速させていく
僕は洋服や雑貨、ストーリーがあるものが大好きです。このバイトについては「儲けよう」って感覚がなくて、稼いだ以上に楽しく買い物してしまうんです(笑)。もちろん職場としても楽しくて、イベント後のスタッフアンケートに「ここをこうしたほうがいいかも」と書いたら、次の回でその意見が反映されたり、現場でも一つの区画を社員さんがまかせてくれるようになったりして。そういう経験が全部自分のためになってますね。PASS THE BATONに出会っていなかったら、卒業後は食に関する仕事だったかもしれないけれど、今は、卒業後にファッションの勉強もしたいと思っていて。ここで出会った人との縁や気づきが、自分の人生を動かしている感覚があります。「仕事」を義務的に考えている人にほど、逆に一度、一緒に働いてみてほしいです。こんなに視界が広がるなんて!って思うはずです。


  「食が好き!」「面白そう!」 そんなときめきで始めてみたら  –社会人アルバイト・青木さんの場合–

シンプルなときめきで、飛び込んでみました
普段はライフスタイル全般に関わる雑貨店で、4年くらい販売員をしています。特に食の作り手さんと関わりつつ、お客様に食の楽しさを伝える仕事です。というのも、私自身、食べるのがすっごく好きなんですね。1日3食、本当にしっかり食べています(笑)。もともと、エシカルな暮らしに興味があったのですが、偶然手に取った本でPASS THE BATONが紹介されていて。それがきっかけでいろいろ調べていたら、PASS THE BATON MARKETの求人を見つけたんです。「おもしろそう!」と思って、思い切ってアルバイト応募したんです。って思っていたんです。SNSを通じてスタッフ募集をみて応募して、そこから1年半くらい、Vol.5~10まで連続で働いています。

スタッフであり、来場者であり、一生活者でもあること
スタッフとしてこのイベントに飛び込んでみると、各地から来た作り手さんと会えて、商品ができるまでのストーリーを伺えて、お客さんとの会話も楽しくて!私はいつも会場2階の「パスザバトンの食料品店」のスタッフを担当しているのですが、参加するたびに発見があります。気付いたら昨年は春夏秋冬、4回連続でスタッフをしていました(笑)。私も休憩時間はほぼお買い物。昨年のVol.10で、Sghrさんのガラスを手に取った際に、ガラスの原料の話とか、職人さんたちの話を聞かせてくださって、グッときました。毎回ですが、倉庫にこんなに素敵なものが眠っているなんて!という驚きと、ものを大切にしようっていう想いが沸き上がります。

最大の魅力は、「一人ひとりのエネルギー 」!
PASS THE BATON MARKETの不思議なところは、これも「仕事」なのに、なぜか帰り道で「明日からもいつもの仕事を頑張ろう!」って思うところ。出店者さんも、社員さんも、学生アルバイトのみんなも、社会人アルバイトのみんなも、働いている方がとにかくエネルギッシュで。写真で勝手にイメージしていたのですが、現場で圧倒されましたね(笑)。このページを見て、迷っている方に伝えたいのは「迷っているってことはちょっとやりたいって思っているかも…!」ということです。飛び込んでみるのがおすすめです。


  いつもの会社とちがう楽しさを持つ、「サードプレイス」  –社会人アルバイト・義田さんの場合–

「なんでこんなにスタッフが楽しそうなんかな?」
普段はアパレルメーカーで商品企画をしていて、今9年目です。ネクタイ、ニット、スーツにジャケット、靴下や革小物などを、日本各地の工場さんと一緒に作っています。PASS THE BATONを知ったのは大学の時で、当時は大阪から表参道店に足を運んでいましたね。そこから時間が経って、Vol.8の時にお客さんとして来場。イベントのコンセプトだけじゃなく、出展者さんやスタッフさんも魅力的で、思わずスタッフさんに話しかけちゃったんですよ(笑)。ここまでスタッフが楽しそうなイベントって見たことがなかったので、「僕もスタッフ側で入ったらさらに楽しいんちゃうかな」と思って応募しました。

会社終わり、スーツで品川に駆けつけて
僕の会社は複業OKなので、早速申請して。イベント前日には会社終わりにスーツ姿で品川へ向かって、当日は土日なのでがっつり働かせてもらうみたいな感じでしたね。僕はエントランスを担当したんですが、最初の頃は現場で学生アルバイトの子たちがバリバリ働いていることにビビりました。自分もええ大人なんですけども(笑)。お客様の熱量も高いですし、どなたも「ものへの偏愛」が止まらない方ばかり。学生さんたちが休憩時間なのに商品のストーリーを語り合ってるのをみて、またビビりましたね(笑)。コンセプトに忠実な場所なんやなというのは入って感じた良さでした。

会社ともちがう、自分の新しい居場所のような
社会人の自分は、現場で年下の子たちにズバズバ指示をもらったりするのが新鮮なんです。一人ひとりがよく考えて動いていて、チームがフラット。自分の会社も楽しいですが、会社とは全くちがう楽しさがあって、僕の「サードプレイス化」しています。お仕事でもつながりのあるメーカー様とも現場で会話ができたりとかも面白い。ものづくりの最前線にふれることで、普段の仕事につながるアイディアも得られています。


  面白いことを、本気で。そんな人達が生み出す、ポジティブムーブメント。 -社会人アルバイト・酒井さんの場合-

好きな場所から、大好きな場所へ
普段は、ビール専門店でアルバイトと、ライティング、アート系のWEBマガジンのアシスタントディレクターをしています。PASS THE BATONには、表参道の店舗(※現在は閉店)に学生時代から遊びに行っていて、タグを見るのが好きだったんです。昨春に店舗がなくなると知った時は淋しすぎて、大学の卒業旅行を兼ねて京都のお店にも行きました(笑)。スタッフになったのはVol.5からで、当初は現場の熱量に圧倒されていましたね。エントランス担当として、お客様と会話しながらも、自分がその場で何できるかを考えて動く。あまりの楽しさに連続で参加していたんですけど、Vol.8の時は別の仕事で参加できず。そうしたら、自分でも驚くほど淋しくなってしまい、Vol.9から復活させてもらって今に至ります。

「面白いことを、本気で」というスタンス
PASS THE BATON MARKETの魅力は、その場に爆発するエネルギーです。赤より、もっとオレンジとか黄色に近い、ポジティブな勢いがあります。お客さんも出展者さんもスタッフさんも、そういうエネルギーにあふれているんです。「面白いことを本気でやろうとする大人がいて、それがうねりになって、社会にムーブメントを作っているんだ!」という事実に、学生だった自分は特に驚いたんです。その驚きは、今もなお続いていますね。だから、何回参加しても、こんなに刺激的な場所なんだと思います。

すでに伏線回収が始まりかけている…?
PASS THE BATON MARKETのお客さんには、シンプルに「楽しい!」って思ってもらいたいんです。私もそうですけど、「楽しい!」の感情の先に、「ストーリーを知りたい」っていう気持ちや、「もっと考えてみたい」っていう気持ちがあることを学んだんですよね。今、スタッフ応募を迷っている方には、もうこの画面にたどり着いた時点で、なんらかの伏線回収が始まっているのではないでしょうか…?とお伝えしたいです(笑)。ぜひ、スタッフとしても、このマーケットを体感しにいらしてください。

エントリー詳細情報はこちら
PASS THE BATON MARKET Vol.13アルバイト



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