PASS THE BATON MARKET Vol.14 会期終了!
次回開催に向けて、出展企業/協賛企業を募集中!




5,587 people empathized with us,
28,013 goods were passed the baton to someone.


2023年12月9日(土)~10日(日)、「倉庫に文化に 光を当てれば、」というテーマのもと、コクヨ東京品川オフィス「 THE CAMPUS 」にてPASS THE BATON MARKET Vol.14を開催しました。このテーマに共感してくださった出展ブランド数は過去最多の70! 2日間で5,587名の方々にご来場いただき、企業のデッドストックや規格外品、伝統的工芸品などもっと光が当たるべきプロダクトたち、28,013点もの商品をご来場の皆さまに届けることができました。

Vol.14の目玉企画の一つ、「パスザバトンの大服飾品店」。とにかく今すぐ着たいニットやセーター、ストールなどが各出展ブースに並び、会場も一段と華やかに。初出展となる「UPDATE YOUR LIFE」からは、イギリス、フランス、スペインの3ブランドのアイテムが並び、海外ならではの色使いやデザインのニットに目を輝かせながら鏡の前で合わせるお客様がたくさんいらっしゃいました。さらにファッションアイテムも充実していた今回は、1年半ぶり2回目の出展となる「FREITAG」があらゆるスタイルの彩り豊かなバッグをずらりと並べ、「Öffen」は思わずお出かけしたくなるデザイン性高いシューズがずらり。あちこちで試着をしながらお買い物を楽しむ姿が印象的でした。


さらにPARKSIDEの2Fでは、アクセサリー・ジュエリーブランドが大集合。初出展の「SINDENKI」は、電子部品をリサイクルしてアクセサリーに生まれ変わらせたカラフルでユニークなピアスが話題に。 「Hue Rain」のワイルドシルク糸を手編みして仕立てたアクセサリーの軽さに驚くお客様も。


Vol.14のもう一つの目玉企画は「パスザバトンの大食料品店」。今回は、COMMONSの2FのホールCOREを、大胆にも食料品売り場に変身させました。


冬を代表する果物でもあるみかんは、「東果堂」も「旬八青果店」も、初出展の「KANKITSUZAN」も出品されており、それぞれ産地も品種も違うみかんを、ブースごとに試食し食べ比べながらお好みのみかんを探されている方も。
ちょっとした箱のつぶれによって正規品としては販売できない商品や賞味期限が近づいてきているけど十分おいしく食べられるもの、手間暇かけてこだわりを持って作っているけどまだまだ知られていないものなど、レトルトカレーやお茶、和菓子、果物、卵に至るまであらゆる“おいしい”が大集結した「パスザバトンの大食料品」。作り手である出展者さんと来場されているお客様が楽しくお話されながら買い物されている光景は、未来のスーパーマーケットを見ているようでした。


そして、前回に引き続き今回も伝統的工芸品に光を当て直すプロジェクト「デデデデデンサン」ブースが出展。全国各地のさまざまな伝統的工芸品たちが会場を彩りました。
宮城県の鳴子温泉で江戸時代からこけしを作られている「桜井こけし」のブースには、あえて描彩せずに木目をそのまま生かした「kijiシリーズ」や海外輸出用に作られたビビッドなデザインのものなどひと際目を引くこけしたちが整列し、たくさんの方が「かわいい~」と足を止めていました。伊万里・有田焼の「副久製陶所」からは濃淡さまざまな5種の美しい青を表現したシリーズの器がとにかく鮮やかで、手に取ってその色合いや表情を楽しむ方も。その他、京友禅の着物を染める工程で余分に染色した記事を使ったオリジナルバッグや阿波和紙で作られたスリーブケースやプレートなど、日ごろなかなか目に触れる機会の少ない伝統工芸の技術をつかったアイテムが所せましと並び、ご来場者の心をくするぐブースとなりました。


どの事業者さんも実際に職人の方々が店頭に立ち、伝統的な技術やものづくりへの想いなど直接お話をします。伝統工芸の話から日本文化、さらには作られている地域の話などに花を咲かせながらお買い物を楽しんでいるお客様がたくさんいらっしゃいました。


今回も会場の一角では、さまざまな出展企業によるワークショップを開催。味噌づくりやぬりえでオリジナルバッグづくり、さらには古着から座布団をつくるワークショップなど、親子で楽しんでくださる参加者が多くいらっしゃいました。お買い物だけではなく、楽しみながら学べるさまざまなワークショップがあるのもPASS THE BATON MARKETの特徴のひとつ。
自分たちで作ったものは、ひと際愛着が湧いてくるもの。そうして、ものづくりへの興味やものとの向き合い方を考えるきっかけになればとてもうれしく思います。

「倉庫に文化に 光を当てれば、」というコンセプトに共感してくださったたくさんの出展ブランドさん、そして毎回新たなブランドとの出会いや出展者さんとの会話、そして何よりお買い物を楽しみにご来場くださるお客様のおかげで、今回も大盛況のうちに終えることができました。

次回のVol.15は、2024年3月9日(土)~10日(日)にコクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」にて開催する予定です。詳細が決まりましたら改めてご案内させていただきます。
引き続き出展企業・協賛企業のご応募、お待ちしております。


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